忘れもしない、高3の夏。 僕は受験勉強のため英語の授業をとっていた。 10名程度の少人数クラスだ。 授業の内容はどれも知っていることでとてもレベルが低く 「そんなん知ってるよ、時間とお金の無駄だ」 と考えながら、わざと退屈そうにきいていた。
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