【就活生向け】目的別 OB・OG訪問できくべき14の質問
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お久しぶりです。yukiです。
そろそろ18卒の就活が本格的にはじまりますね。
私も今年はOB訪問など採用に関わる予定なので就活生向けの記事を書いていこうと思います。
今回は、何をきいたらいいか困るOB訪問についてです!
営業等でも参考になると思いますが基本的には企画や管理・事務の志望者を想定しています。またOB訪問ができるということで小さい会社やベンチャーではなく中・大規模の会社を想定しています。
仕事の充実度、成長できるかが知りたい
①今どのような仕事をやっていますか?
また、その仕事に対してどういう役割で貢献していますか。
今担当している仕事をきくのは普通ですが、その仕事を進める中でどういう役割を与えられているのか確認しましょう。メイン担当なのかアシスタント的な役割なのかっていうことですね。上司から指示を細かく指示をもらって資料をつくったり、会議の調整をしているのと、自分でto doを設計しそれを上司と握り、場合によっては後輩等に仕事を振る、のでは大きな違いです。OBさんの年齢と照らし合わせればどれくらいの年齢ではどれくらいの役割なのかがある程度把握できます。 抽象的な「○○プロジェクトの担当」みたいな紹介で終わらせずにちゃんと具体的なところにつっこみましょうね。
また、何個くらい仕事を担当しているかもきいとくといいです。
・その他ポイント
あらかじめ、「会社の売上高成長率」、「従業員平均年齢」、「一人当たり売上高もしくは営業利益」を計算しておきましょう。成長している会社、一人当たりの売上が高い会社は当然仕事も増えますし昇進ポジションもできます。また従業員の平均年齢が高いと若いうちには裁量のない仕事が多いかもしれません。
働き方やお給料が知りたい
②毎日何時に出社して何時に帰っていますか?
「残業は多いですか~?」ってきくよりこのように具体的にきくことをおすすめします。「繁忙期と閑散期で違う」という回答もありますが、その場合は繁忙する理由と閑散する理由もしっかりおさえておきましょう。
有休休暇や休みについても、
③月に何日有給休暇を取得していますか?
ときくのがいいです。有給休暇は基本的に年間20日付与されますので(若いうちはもっと少ない場合もある)月に1日、つまり年間で12日とれていれば休みがしっかりとれている方じゃないですかね。有休がしっかりとれる雰囲気ならば育休や産休もとりやすいです。まれに「育休や産休制度はありますか」と質問している女子大生がいますが、それらの制度化は企業の義務です。
給料についてはなかなかきくのが忍びないと思うので以下を調べておきましょう。
「平均給与(大きい会社であればググればだいたいでてくる)」、「純利益率」。給与は平均年齢とも合わせて、みましょうね。純利益についてですが、やはり給料をいっぱい払える会社というのはしっかり利益が出ている会社です。逆に言えば純利益率が業界で高い方であればお給料も高い可能性が高いです。(人件費絞って利益出している会社もありますけどね)
あと福利厚生についても大事なので質問して確認しましょう。
④社宅、寮、住宅補助はありますか?
住宅補助のあるなしは結構大きいです。また
⑤PC/社用ケータイは支給されますか?
そのほかにも福利厚生はありますか?
みたいな質問もアリ。選考では福利厚生についてききづらいのでOB訪問のときになるべくきいておきましょう。(時々選考に近いOB訪問もあるけど笑)個人的にPCのスペックはほんと大事です。
職場風土や人材育成が知りたい
部下や若手の意見が通りやすいかを知りたい
そのまま「若手の意見は通りやすいですか?」と質問する人がいますが、「実力と上司との関係性次第」としか言えません。なので制度としてあるかききましょう。
⑥管理職は360度評価ですか?
360度評価は上の立場の人だけが評価するのではなく評価時に同僚や部下からもコメントをもらったり評価を受けたりする制度です。別に管理職に限る必要はありませんが、360度評価が機能していれば部下のフィードバックはしっかり反映されます。
⑦新規事業提案制度や業務改善提案制度があり、機能していますか?
制度はあっても形骸化している可能性があるので、年に何件あるとかまで質問しましょう。
人材育成やキャリア支援について知りたい
⑧月にどれくらいセミナーや会社の研修に参加していますか?
会社の研修の充実度や外部のセミナーへの参加許容度がわかります。ちなみに僕は月に1度は外部のセミナー等に参加するようにしています。普段の業務ももちろん勉強になりますが専門知識や外の方とのネットワーキングができてとてもいいです。また会社の研修ではHTMLやロジカルシンキングなんかを受けたりしましたね。
⑨内公募制度はありますか?またそれによって異動は行われていますか?また海外トレーニー制度はありますか?
大きい会社では「社内転職市場」みたいなものが充実している場合があり、部門をまたいで他の職種にチャレンジできることがあります。配属先を選べる会社は少ないので配属後職種チェンジができるのか、そのための制度はあるのか確認しておく必要があります。また海外子会社での研修制度の有無なんかも知っておくといいですね。
⑩上司は部下の育成にどれくらい時間をかけていますか?
やっぱり人材育成の柱は上司。僕のところでは、年初の面談の時に部下は今後3年間のキャリアの方向性を、上司はその部下の今後3年間の育成方針やローテーション方針を考えてきた上で、お互いにすり合わせる機会があります。10数名分の部下の育成計画を考える上司には頭が下がります。
志望動機など、就活の参考にしたい
⑪どういうところが評価され、入社できたと思いますか?
その会社はどんな学生を好むのか、知っておきましょう。
⑫志望動機は何でしたか?
志望動機を考えるのは難しいですよね。最近では志望動機をきかない企業もあるそうですが、まだまだきいてくる企業は多いです。多くの社会人の志望動機をきいて、知識として蓄えておきましょう。いろんな社会人の志望動機をメモしておけば自分に使えるフレーズがみつかってくるはず。
入社前と会社に入ってからのギャップが知りたい
このギャップのことをリアリティショックといいます。外向けのイメージと中で働いたときとではイメージが違う会社も多いと思います。OB訪問で事前に把握しましょう。
⑬知り合いで辞めた方はいますか?またどういう理由ですか?
ききづらいことですが、同期等で離職した方がすでにいればその理由を知っておくのは大事です。
⑭入る前と入った後でどういうギャップがありましたか?
ギャップがある前提でききましょう笑 まあ、あると思いますので。そのギャップが学生→社会人のギャップなのか、その会社や業界特有のものなのかは区別しておきましょうね。「納期意識や品質への意識が思ったより高かった」などは学生→社会人のギャップです。もちろんそれを知るのも重要ですので、会社特有のギャップに限らず学生→社会人のギャップについても教えてもらいましょう。
以上です。この記事にはストレートな表現で書いてありますが、鋭い質問ばかりなのでOBさんに嫌な顔をされないようにうまくきいてくださいね!でもなるべく具体的に。せっかく時間をとってOB訪問をしているのですからこの記事を参考にみのりのあるOB訪問にしてください。もちろん企業説明会の質問タイムなんかでも使えること間違いなしです。
また思いついたら更新します。
それでは!