セブン&アイ・ホールディングス鈴木会長辞任の話題から考えるコーポレートガバナンス
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こんばんは、yukiです。
タイトルの件、僕が思うことを書いていきます。
◇簡単に鈴木会長辞任の経緯
まず、セブン&アイ、鈴木会長の辞任
については以下の記事がわかりやすいです。
要は
①創業家系と確執があった
②自分の次男を将来後継者にするような意図
を含んだ人事案だった
の2点になるかなと思います。
その人事案が否決され、混乱を招いたということで
引責辞任。
鈴木会長の力でセブン&アイはここまで伸びた
と思うので少し残念ではあります。
◇そもそもコーポレートガバナンスとは
最近コーポレートガバナンスとか
ガバナンスってよく聞くけど、
本質はなんなんでしょうか。
僕が思うにコーポレートガバナンスの本質は
経営者が暴走したり誤った方向に
進むのを、とめる仕組みがあるか
です。
例えばそれが、
社外取締役の存在だったりするわけです。
◇セブン&アイのガバナンスは...
結論から言うと機能していたと思いますね。
鈴木会長はCEO(最高経営責任者)であり、
役員の人事権など莫大な権力があります。
情報も一番集まってきます。
その彼の人事案を、社外取締役を中心に否決
できるということは、
セブン&アイのガバナンスはしっかりしていた
のではないでしょうか。
経営者の暴走を止める仕組みがあった。
(社外取締役に情報がしっかり伝わらず、
経営者とまともに議論できないことも
多いと思います。)
実際にマーケットもそれを評価し、
株価が上がっています。
◇権力が「ヒト」にあるか「仕組み・プロセス」にあるか
コーポレートガバナンスはさらに突っ込んで言うと、
「あなたの会社ぶっちゃけ意思決定どうなってんの?」
ってことです。
つまり権力が「ヒト」に
ついてないよね?ってこと。
ちゃんとプロセスや機構によって
権力がコントロールされているのが
大事。
それがコーポレートガバナンスかなと
思います。
ちなみにセブン&アイの社外取締役の
伊藤さんはコーポレートガバナンスの
権威です。
だから、今回の結果は当たり前だ笑
では。
(かたい話題でさーせん。)