ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

「沈黙」は4種類ある

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yuki@カウンセラー、スタバなうです。

 

人の話を聴いていると、ちょっとした「間」

とか「沈黙」に出会うことってありますよね。

相手がしゃべっていて、「沈黙」が訪れると

気まずい空気になってしまいがちです。

今日はそんな「沈黙」について解説します。

 

「沈黙」の種類を分類してる時点で、

普通の人の感覚からどんどん

離れていってる気がする笑

 

沈黙の種類

 基本的に沈黙は待つべきものかそうでないものか

の2つに分かれ、それぞれ2種類の沈黙がありますので

合計4種類に分類されます。

 

待つべき沈黙

①相手が自分の内側を探求し、

 話すことを考えている

 

②話すことは決まっているが

 ストーリーやしゃべり方を考えている

 

待ってはいけない沈黙

③一通りしゃべり終わり、

 こちらのリアクションを期待している

 

④不信感など何かマイナスな気持ちを

 持っている

 

さて、では解説していきましょう。

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まず前提として…

2~3秒程度の沈黙を「間」といいますが、

これは待ちです。そしてそれより長い沈黙も

基本待ちでOKです。

 

カウンセリングの語源は「待つ」ことと、

言うくらいですしね。

 

待つべき沈黙

①相手が自分の内側を探求し、

 話すことを考えている

 

まずはこちらからですが、

話し手は、

下を向いていたり、

自分の体を触っていたり、

自分の内側と対話している場合が多いです。

 

この場合は、沈黙のあとにだいたい

重要なことがでてくるのでしっかり待ちましょう。

相手の内部対話に関しては

この記事にポイントを書いております!

www.kokoro-no-compass7.com

ちなみに有名なケースでは

17分間の沈黙を待ったカウンセラーがいます。

 

 

②話すことは決まっているが

 ストーリーやしゃべり方を考えている

 

次はこれ。

話すのに言葉を選んだり、

物事を順序立てて話そうとする方に

多いです。①との違いは

すでに話す内容はだいたい頭の中にある

こと。

この人達は、基本目線はこっちをみていますし、

手とか腕が動いている場合が多い気がします。

 

待ってればすぐに話がはじまりますから

確実に待ちましょう。

 

待つべきではない沈黙

ここまで待つべき沈黙を述べてきましたが

例外的に待つべきではない沈黙もあります。

 

③一通りしゃべり終わり、

 こちらのリアクションを期待している

 

まあ当然ですが、しゃべり終わって

こっちのリアクション待ちの場合。

みなさんも経験があると思うのですが、

こっちをじーっとみてきて

合図を出してきますね。笑

 

これは普通にこっちの意見を言えばいいです。

自分の話をすればいいです。

 

で、カウンセリングとかで

自分の意見を言うのが

はばかられる場合は

「ここまで話してみて何か

気づいたこと、思ったことある?」

っていう返しが良く使えます。

 

 

④不信感など何かマイナスな気持ちを

 持っている

 

最後が1番やばいやつですね。

なにかきいちゃいけないこときいたとか

聴く態度が悪かったとか

こちらに原因があって、

相手は反抗してしゃべってくれない

パターンです。

 

原因を究明後、早急に謝罪しましょう。

 

「次に何を質問しよう」とか自分の世界に

入りすぎるのをやめて、

しっかり相手をみることができていれば

すぐ気づけるはずですね。

 

おわりに

以上、沈黙を4分類しました!

「相手の沈黙が怖い」っていうのは

カウンセラーあるあるです笑

普通のコミュニケーションでも沈黙は

嫌ですしね。今回の記事が少しでも役に立てば

幸いです!

 

話を聴く姿勢はこの本から学べます。

カウンセラーの人もそうでない人にも

おすすめです。

 

ではでは!