ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

「学生時代がんばったこと」の正しい書き方

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yukiです。

 

最近、就活生の相談にのることも多いので

今日はESでよくでてくる

「学生時代頑張ったこと」や

「学生時代力をいれたこと」

の書き方を解説してみます!

(最近はガクチカっていうんですってね)

 

みんなが使う、

リクルートのOpen ESにもこの項目があります。

 

 ◇ダメな例

"学生時代は飲食店でアルバイトをしていました。

外国人の顧客を増やすために、英語でメニューを

書いたり、英語で接客をすることに注力し、

見事、外国人の顧客を増やすことに成功しました。”

 

みたいなの。

ESの書き方はいろいろ言われていて、

「結論から書け」とか

「具体的な数字を書け」とか

「志望企業の仕事にどう活かせるか書け」

などいっぱいあります。

 

全部正しいと思います。

でも

僕が伝えたいのはもっと基本的なこと。

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上記の例でダメな部分は

この人ががんばった施策として、

「英語でメニューを作った」を書いたけれども、

その施策の良し悪しを企業側が

判断できないということ。

英語でメニューを作るのは大変そうだけど、

その施策で本当に良いのかなってことです。

 

◇じゃあどうすればいいの?

施策(がんばったこと)の良し悪しは、

現状とありたい姿が書かれていないと

本来は判断できません。

だから、

「学生時代頑張ったこと」には、

①現状の分析

②ありたい姿

③そのギャップ(課題)

④施策(がんばったこと)

が書かれているのがベスト

だと思います。

 

言われてみれば当たり前ですが、

①、②、③をすっとばして

④だけ書いてるパターンとか

③、④しか書いてないパターンが多い

気がします。

確かに、バイトであれば売上をあげると良さそうだし、

なんとなくは①と②がわかるから、

がんばったことだけ言われても

わからなくはない。

 

でもそれだと、

「あーがんばってるね」

にしかならない。

 

上記の例でいえば、

外国人の顧客を獲得する必要が

なんであったのか。

 

「日本人顧客向けにもっとできることはないのか」

「売上じゃなくて利益率を上げる取り組みは?」

「外国人が増えて逆に日本人顧客が離れるのでは?」

 

そういう疑問がわいてきます。

例えば、

・最近日本人顧客が減っている

・一方訪日外国人が増えている

そういう現状分析をし、

 

・近くに観光で訪れる訪日外国人に

 日本のお酒をリーズナブルな値段

 で提供して、喜んでほしい

みたいな「ありたい姿」が説明できると、

 

「英語のメニューを作成する」

っていうのが良い施策(がんばったこと)

だなあと思えて、

社会人からの評価はあがるんじゃないかなあ。

 

◇面接で注意すること

面接で「学生時代がんばったこと」を

説明していると、

面接官から、

「なんでそれやろうと思ったの?」

ってきかれることがあります。

でもね、これ、

あなたの純粋な動機をきいてるわけではない。

①現状をどう分析しているか

をきいているんですよ。

自分のキモチを素直にこたえないでね笑

 

◇まとめと注意事項

「学生時代頑張ったこと」は

①現状の分析

②ありたい姿

③そのギャップ(課題)

④施策(がんばったこと)

を入れる。

 

そうしてはじめて

がんばったことの良し悪しが

判断できる。

 

でも、

字数が厳しかったら

③課題と④がんばったことでOK。

その場合は面接で現状と、

できればありたい姿も話せるようにしておこう。

 

また、

僕が今回説明している

書き方のフレームワークは、

「課題解決力」なんかをアピール

するにはいいと思う。

でも、「明るさ」や「根性」など

別の要因をアピールする場合には

この限りではないと思います。

 

 

以上。

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ではー。