ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

「経営企画部門の実態」と所感

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 こんばんは、yukiです。

今日は久しぶりに経営企画ネタです。

日本総研が出している

「経営企画部門の実態」という

レポートが良いのでその紹介と、

僕の思ったことを少し。

 

www.jri.co.jp

このリンクからサマリーがみれるのと、

本レポート(pdf)も観覧できます。

 

ちなみに

 

経営企画部門の 3 大主管業務は

-中計・ビジョンの策定、設定、管理

-単年度予算の編成・管理

-特命プロジェクト推進

 

 

みたいですね。僕の理解とほぼ同じでした。

www.kokoro-no-compass7.com

 

レポートの良い部分

サンプルが多い(874社)

 このレポートはいろいろな経営企画への

 アンケートが主だけど、なんといっても

 800社越えはすごい。

 おかげでかなり信頼できるレポートに

 なっているのと、実態が捉えづらい

 経営企画の仕事の平均値がわかります。

 

無料

 まず経営企画についてのレポートが貴重なのに

 無料でここまでのクオリティのものはみたことない。

 

分析の切り口が面白い

 増益傾向の企業の経営企画の特徴と

 減益傾向の企業の経営企画の特徴を

 比較しています。これが本質を捉えていて

 いいです。

 

面白い部分の抜粋

このレポートの中で僕が

特に気になった部分を抜粋します。

 

まず経営企画部門の現状を表す表現を

きいたところ、

 

増益傾向の企業の経営企画は

「経営者の参謀」「中長期の視点での推進」

と回答する割合が高い。

逆に、減益傾向の企業が相対的に高い割合で

選択したのは「経営者の手足」

「社内のあらゆることに対応」

であった。

 

また経営層とのコミュニケーションでも

 

増益企業のほうが双方向型を

より強く志向している傾向がみられる。

 

このほかにも増益傾向の企業の

経営企画の方が取得した情報も

うまく使えてたりするとのこと。

 

つまりダメな企業は経営企画も

受け身。

 

思ったこと

にわとりと卵じゃないけど、

増益だから経営企画も経営者の参謀として

レベルの高い全社に影響がある

仕事をしているのか、

影響力の高い仕事をしているから

会社が増益なのか。

 

気になりますね。

 

個人的には変革期、つまり

減益傾向のときほど、経営企画は

リーダーシップを発揮して経営の旗振り

をすべきだと思います。それが社内調整に

時間をとられているようでは

負のループに入ってしまう。

 

(確かに大きな企業ならば、

 取締役会やるにしても

 プロジェクトすすめるにしても

 役員の数が多いので社内調整に時間が

 かかりますけどね。)

 

僕の属している経営企画部門も

どちらかという社内調整に時間を

とられていてバリューを発揮できていない感

があります。

じゃあ、「経営者の参謀」と言われる

ような経営企画部門とは何が違うのか。

 

その辺を考えながら仕事していこうと思います。

このレポートはいいキッカケになりました。

 

 

ニーズはあまりないと思いますが

興味ある人は「経営企画部門の実態」を

読んでみてくださいね!

 

ではでは。

 

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