ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

会話や会議を前に進めるTips~否定形を肯定形に直す~

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お疲れ様です、yukiです。

 

コミュニケーションのスキルには

否定形を肯定形になおすというテクニックがあり、

これが結構会話や議論を進めるのに有効なので、

具体例を用いて解説します!

 

仕事をがんばってきたAさんのケース

Aさんはバリバリに仕事をがんばってきた人でした。

しかし、最近仕事がうまくいっていない。

そんな前提です。

 

A「最近もう仕事がんばりたくない」

僕「仕事をがんばらない代わりに何をしたいですか」

A「ゆっくり寝て、早起きして…」

僕「それができるとどうなるんだろう

A「自然に生きられるし、生きたい」

 

という感じです。Aさんは、この後も話を聴いていくと

緑豊かな自然の中で、かつ人間としても

無理をせず自然にいきたい、

そんなライフスタイルを志望していることがわかりました。

 

もちろん、ここに至るまでに

仕事であった嫌なことなどいろいろ

話しているので、実際こんなにすんなりとは

希望のライフスタイルはでてきません。

 

Aさんから「自然に生きる」という

キーワードが出てからは、

それを具体化したり、どうやったらできるか

考えたりと相談が軌道にのってきました。

 

しかし、普通は「がんばりたくない」

という否定形にずっと付き合ってしまうことが多い

と思います。

こうなると、なかなか話が前に進みませんよね?

否定形を肯定形に

上のケースを見てわかる通り、

僕は、

「がんばらない代わりに何する?」

の質問をすることで、

仕事をがんばらないことの裏で

なにを希望しているのかに焦点をあてています。

また「それができるとどうなる?」

の質問で話をさらに前に進め、

肯定的に表現されるよう促しています。

 

なぜこういうことをするかというと、

行動を起こす場合、当然目標や目的が必要で、

目標は目的は肯定形で表現されるべきだからです。

 

「太らない」より「〇キロ痩せる」の方が

目標として機能するわけです。

人間の脳は否定形を理解しないといいますしね。

 

会議などビジネスでも使える

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会議などで切り口や論点をすり替え

批判を続ける人がいますが、この人にも

肯定形に直して表現してもらうことが有効です。

 

こちらのやり方ばかり批判されても、

議論は前に進まず共通合意はとれませんが、

批判の裏にあるその人の希望を

肯定的な形できくことができれば、

こちらも協力ができるかもしれないし、

妥協点を提示しやすくなります。

 

以上、ちょっと意識してみてくださいね!

 

コチラの記事もどうぞ!

www.kokoro-no-compass7.com

 

では~。