ココロのコンパス

仕事のことや心のことを中心に書いていきます。

「事実」と「解釈」は分けて聴く

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こんばんは、yuki@カウンセラーです。

 

GW中にがんばってブログのデザイン、

特にスマホ向けをいじってました。

(スマホ向けは崩れやすくて

 悩ましい。)

 

今日は、人の話を聴くときに、

「事実」と「解釈」、ちゃんと

分けてきいていますかっていう話です。

これが分けられていないと人の話を

正確に聴けていない可能性があります。

 

人の話を聴くのがうまくなりたい人には

おすすめの記事です!

 

とはいえ 「事実」と「解釈」

なんてなかなか普段は意識しないと

思いますので具体例からいきましょう。

 

ある子供のお話

「15:00頃、学校から家に帰ると、

なんかお母さんがとってもイライラしている

感じがした。僕はお母さんとはしゃべらずに

自分の部屋に行った。お母さんが怒っていたのは、

たぶん仕事で良くないことがあったからだ」

 

と、こんなお話を小学生から

されたとしましょう。

 

次に、

これを事実と解釈に分けてみます。

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分けてみると…

事実は青解釈は赤です。

 

15:00頃、学校から家に帰ると

なんかお母さんがとってもイライラしている

感じがした。僕はお母さんとはしゃべらずに

自分の部屋に行った。お母さんが怒っていたのは、

たぶん仕事で良くないことがあったからだ

 

ほら、解釈多くないですか?

見落としがちではあるんですけど、

会話って大半が推測や思ったことなどの

「解釈」で成り立っています。

だから全部間に受けすぎてはいけない。

 

また、「事実」を中心にきくこと、

「解釈」を中心にきくこと、

 

これにはそれぞれメリットがあります。

以下で紹介していきます。

 

ビジネス場面では「事実」を聴く

ビジネス場面では「事実」が大事です。

(当然ですね)

しかし、例えば、

上司の上司が自分をどう評価しているかを

自分の上司に話をきいたときなど、

「事実」だけではなく、かなりの確率で

その上司の解釈が入っていることがあります。

 

A課長「B部長は君のことを評価している

   といっていた。君の仕事が早いところ

   がいいんだろう

 

こんな感じでね。

仕事が早いっていうのはA課長の「解釈」

なので、本当はもっと

B部長がなにをいっていた探りたいところ。

 

「他には僕についてなんかいってましたか?」

とか

「どういう背景でB部長は私の評価について

話をしはじめたんですか?」

みたいに聴いて、

A課長の「解釈」ではなく

限りなく「事実」に近い情報をゲットする。

 

このケースに限らず、

ビジネスでは「正確性」が求められるので

「事実」に少しこだわって

話をほりさげましょう。

 

解釈にはその人の個性がでる

逆にその人の個性を知りたいときは

「解釈」を掘り下げる方がいいです。

「解釈」はその人のフィルターです。

世界をどうみているかです。

その人の価値観や信念、セルフイメージ

が入っています。

 

先ほどの子供の話の例でも、

「どうしてお母さんが

 イライラしてると思ったの?」

と聞けば、子供の判断基準がわかります。

例えば

「お母さんがドタドタ音を立てて

 階段をあがっていったから」

と子供が答えたら、

この子は

「ドタドタ音を立てる=怒っているかも」

という思い込みを

持っているのかもしれませんし、

視覚からの情報だけでなく、

聴覚情報も大事にする子、なんて

予想もつくかもしれません。

(これは私の解釈です笑)

 

そんな感じで、

「解釈」の部分を深堀すると、

相手のことがもっとわかるように

なるんですね。

 

まとめ

会話には「事実」と「解釈」が

入り混じっているので、

全部鵜呑みにしていいわけではない。

 

・正しい情報がほしいときには

 「事実」を深堀

 

・その人を知りたいときは

 「解釈」を深堀

 

以上。

 

心理学興味ある人は、

こちらの記事もぜひよんでください!

www.kokoro-no-compass7.com

 

ではでは!GW満喫しましょう。