ココロのコンパス

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不安や緊張とうまく付き合う方法

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yuki@カウンセラーです。

 

今日は不安や、緊張で

どうしようもない時、

「そんな感情とどうやって

 付き合ったらいいか」を

書いていきたいと思います。

 不安や緊張に名前をつける

その方法ですが、見出しの通り、

「名前をつける」です。

 

僕は、昔、不安障害で電車にのるのが

怖くなったときがありました。

その時に効果絶大だったのが

この「名前をつける方法」です。

(元カウンセラー志望の友達から教えてもらいました)

 

なるだけ親しみのある名前を

特定の状況で生じる特定の感情につけるのが

ポイントです。

 

具体的に、僕のケースで行くと、

電車にのったとき、

息ができないような感覚を感じ、

不安(恐怖)がわいてきていました。

 

その不安感に

「電ちゃん」と名前をつけ、

電車にのり、不安感を感じるたびに

心の中で、名前を呼んでいました。

 

(なんか、こんな暴露恥ずかしいですね笑)

 

ほんとに名前を呼ぶだけで、不安感が

幾分か和らぐ気がするのです。

 

これだと意味がわからないので、

どうして「名前を呼ぶ」のが効果が

あるのか解説します。

 

効果① 感情から距離をとる

不安や緊張でどうしようもないとき

というのは、少し抽象的になりますが

「感情が自分を飲み込んでいるような状態」

と言えます。言い換えれば感情に支配されている

状態ですね。

 

このときに、あたかも他人のように

「名前を呼んであげる」ことで、

その感情と距離をとることができます。

 

強い不安や緊張に飲み込まれず、

ある程度距離をとることが大切なんですね。

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効果② 感情をありのまま認めることができる

基本的に、不安などは、

 

見ないようにすればするほど、

感じないようにすればするほど、

抑え込もうとするほど、

 

追いかけてきます。

 

「不安じゃない、大丈夫」

そんな風に自分に話しかけているときって、

結局逃げられないですよね。

 

だから、不安とか恐怖、緊張は

その存在を認めてしまった方がいいのです。

 

当然ですが、愛嬌を込めて名前を

呼んであげることで

「感情をそのまま認める」という

効果があります。

 

なにも、不安や緊張は、

「悪い感情」ではありません。

というか、悪い感情なんて存在しません。

 

だから認めてあげること、これだけで

気分は落ち着いてきます。

 

まとめ

今日の記事は感情との付き合い方でした。

特に不安や緊張などの強い感情と付き合うときの

ポイントは、

 

①少し距離をとる

②そのまま認める

 

です。

 

最初は認めるのに勇気がいりますが、

その後は「すぅー」と少し落ち着きますよ。

 

注意事項

*効果には個人差があります。

 過信しすぎないようにしてください。

 

*そして一番大事なことですが、

 人間は不安や緊張というのは感じて当然です。

 日々感じることがあると思いますし

 それでいいのです。

 特に、新しいことにチャレンジする、

 これまでずっとがんばってきた

 成果が問われる時など、

 不安や緊張というのは感じて当然ですね。

 むしろ感じた方がいいくらいです。

 だから、いちいち、

 不安だ緊張だ恐怖に対処する必要はありません。

 ほっとけばOKです。

 

 しかし、どうしようもなくつらいとき、

 ほんとにどうにかしたいときが

 あると思いますので

 今回の記事を書きました。

 

以上です。では。

 

 

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